はじめに:GD後の振り返りをAIで一気に効率化
グループディスカッション(GD)を終えたあと、自己評価やチーム評価、改善点の整理は意外と時間がかかります。本記事では、ChatGPTに「GDログ」を読み込ませて、「良かった点・改善点・次へのアクションプラン」を自動生成するプロンプト例をご紹介。実践的な振り返りをAIでスピードアップしましょう。
1. GD後フィードバック自動生成のメリット
- 客観的な視点:自分では気づきにくいクセや強みをAIが抽出
- 時間短縮:ログ入力だけで即フィードバック
- 改善ロードマップ:次回に向けた具体的なアクションが自動で整理
2. 基本プロンプト例&出力例
まずは、GDの会話ログをそのままAIに投げるだけのシンプルなプロンプトから。
「以下のGDログをもとに、 1. メンバー間のコミュニケーション良かった点 2. 自分の発言・貢献の改善点 3. 次回GDに向けた具体的アクションプラン の3項目を箇条書きで出力してください。 --- 【GDログ】 A: 〜〜 B: 〜〜 C: 〜〜 … 」
AI出力例:
1. コミュニケーション良かった点
– 全員の意見を順番に拾い上げ、発言機会を平等に確保
– 質問タイミングが適切で、議論が脱線しなかった2. 自分の改善点
– 資料提示が遅れ、議論開始に時間を要した
– 質問に対して深掘りが足りず、議論の掘り下げが弱かった3. 次回アクションプラン
– 事前共有資料をGDの10分前までに全員に送付
– 各質問に対し「なぜ?」「どうすれば?」を必ず2回は投げる
3. 応用プロンプト例:ロール別フィードバック
「ファシリテーター」「タイムキーパー」「書記」など、自分の役割を指定して深掘りする例です。
「私は今回のGDで『タイムキーパー』でした。以下のログをもとに、 – タイムキーパーとして果たせた役割と改善点 – チーム全体への影響(進行ペースなど) – 次回に活かすべき時間管理の具体策 をそれぞれ100字程度でまとめてください。 --- 【GDログ】 …」
AI出力例:
果たせた役割
タイム配分を徹底し、各セクションが予定通りに進行。議論時間を確保できた。改善点
タイマー表示を忘れ、残り時間が視覚化されずメンバーに伝わりにくかった。具体策
事前にタイマーアプリを導入し、1分前アラートを自動設定する。
4. フィードバック品質を高める3つのコツ
- ログの準備:発言者名とタイムスタンプを入れておく
- プロンプト明確化:「誰が」「何を」「どう改善するか」を具体的に指示
- 複数回PDCA:初回出力→修正プロンプト→最終ブラッシュアップ
5. 書き出し~提出フォーマット例
AIが出力したフィードバックをそのままレポートに使えるフォーマット例です。
【GDフィードバックレポート】 ■良かった点 – … ■改善点 – … ■次回アクションプラン – …
6. まとめと関連記事
- GD後の振り返りは AIに任せて時間を節約
- 役割別・詳細プロンプトで精度アップ
- PDCAを回してフィードバック品質を強化
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