「毎日更新したいけど、記事を書く時間が足りない…」そんな悩みを持つ高校生・大学生の皆さんに朗報です。ノーコード自動化プラットフォームMake.comと、最新AI言語モデルOpenAIを連携させれば、ブログ記事の企画から生成、公開までをほぼ全自動化できます。本記事では、環境準備からフロー設計、プロンプトチューニング、品質チェック、公開までの一連の手順を、約1,500語でわかりやすく解説。スマホやPC一台で量産体制を構築し、試験期間やサークル活動中でも安定して更新し続ける仕組みを作りましょう!
1. 全体フロー概要:何を自動化する?
まずは、全体の仕組みを俯瞰しましょう。以下の6ステップをMake.comでシナリオ化します。
- アイデア取得:RSSやGoogleトレンドからテーマを自動取得
- プロンプト生成:テーマを基に記事構成プロンプトを自動生成
- 記事生成:OpenAIにリクエストし本文を生成
- 品質チェック:AI校正/キーワード数・文字数チェック
- 画像取得:必要に応じてAI画像APIでアイキャッチ生成
- 公開:WordPressへ下書き投稿し、通知メール送信
このフローを一度組めば、あとはMake.comが定期実行してくれるため、「更新忘れ」の不安から解放されます。
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2. 環境準備:Make.com & OpenAI API設定
- Make.comアカウント作成:無料プランでOK。ダッシュボードを開いて新規シナリオ作成を選択。
- OpenAI APIキー取得:OpenAI公式サイトでAPIキーを発行。環境変数やMakeのSecretsに保存。
- WordPress連携準備:プラグイン「WP REST API Auth」を導入、アプリパスワードを発行。
- RSS/トレンド取得準備(任意):RSSモジュールやHTTPモジュールでFeed URLやGoogleトレンドのエンドポイントを設定。
これで必要な認証情報が揃いました。次はシナリオの設計です。
3. ワークフロー設計:シナリオ作成のポイント
Make.comでは「モジュール」と呼ばれる部品をつなぎ合わせてシナリオを作ります。量産にあたっては以下を意識しましょう。
- 分岐と条件:RSSが空ならSlack通知、生成はスキップなどを設定
- ループ処理:複数テーマ取得時はテーマごとに記事を生成
- エラー処理:OpenAI応答エラー時はリトライ or 管理者通知
- スケジュール実行:毎日00:00に自動実行するトリガー設定
例えば、RSS取得→配列ループ→1テーマずつプロンプト生成→記事生成…という流れをドラッグ&ドロップで組み立てます。
4. プロンプト設計:日本語で狙ったコンテンツを生成
AIに品質の高い記事を書かせるには、プロンプトが肝心。以下の要素を組み込みましょう。
- テーマ指定:「高校生向け」「大学生向け」など対象を明示
- 構成指定:見出し3つ+導入+まとめ、各セクション200~300字程度
- キーワード指定:アフィリエイトリンク用の商標名・関連語を自然に散りばめる
- トーン指定:フレンドリーかつわかりやすい口調で、といった指示
{ "model": "gpt-4o-mini", "prompt": "「高校生向けにわかりやすく」「見出し3つ構成」「Make.comとOpenAI連携でブログ自動生成の手順を解説」…" }
上記JSONをMake.comのOpenAIモジュールに渡し、記事本文を取得します。
5. Make.comシナリオ実装:HTTP & OpenAIモジュール活用
実際のMake.comモジュール配置例:
- HTTP – Get RSS: Feed URLを指定
- Iterator: RSSアイテムごとにループ
- OpenAI – Create Chat Completion: 上記プロンプトを送信
- Text Parser: 見出しと本文に分割
- WordPress – Create Post: title, content, status=“draft”
- Slack – Notify: 投稿結果をチャンネルへ通知
モジュール間は矢印で繋ぐだけ。クリックだけでコーディング不要です。
6. 自動投稿&公開:WordPress連携術
WordPress連携では、以下を押さえましょう:
- 投稿ステータスはまず「draft」で保存
- 担当者がプレビュー確認後に公開するワークフローを推奨
- タグ・カテゴリ、アイキャッチ画像などのフィールドも自動設定可能
- 公開時に弊社アフィリエイトリンクやバナーを挿入するモジュールも用意
こうして自動生成→下書き登録→人確認→公開、というハイブリッド運用が実現します。
7. 品質チェック:人の目とAI校正の併用
完全自動でも必ず人のチェックを入れましょう。おすすめ:
- Grammarly APIで文法チェック
- AI要約モジュールで300字に要約し、骨子と照合
- キーワード密度チェックでSEO要件を満たすか検証
- サムネイル自動生成をDeepAIなどで補助
このステップで抜けや誤字脱字を防ぎ、品質保証を行います。
8. 運用と最適化:効果測定&改善サイクル
運用開始後は、以下を定期的にチェック:
- アクセス解析:Google AnalyticsでPV・滞在時間をモニタリング
- 検索順位:サーチコンソールで狙いキーワードの順位推移を確認
- CTRテスト:タイトル・メタディスクリプションのABテスト
- コンテンツ更新:半年ごとに最新トレンド反映&再生成
これらを改善サイクルに組み込み、自動生成フローを常にアップデートしましょう。
9. まとめ:量産体制で学業もブログも両立!
Make.com×OpenAIの連携シナリオを一度組むだけで、テーマ取得から記事生成、公開までを自動化できます。忙しい試験期間やサークル活動、アルバイトがある日でも、ブログ更新の手間は最小限。人のチェックを挟むハイブリッド運用で品質を担保しつつ、量産体制を整えて、安定的にコンテンツを増やしましょう!
まずは無料プランで試しながら、徐々に有料モジュールや高度なエラー処理を追加。自分だけの“自動ブログ工場”を作り上げ、周囲と差をつけるコンテンツ力を手に入れてください。
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